【鉄の裁定】新カードプレビュー【モンスター編】
※新カードの個人的な感想を述べていきます。
カード単体としての評価
1~10点の10段階評価
デッキ構築を含めたカードの評価(カード単体が強くてもデッキに採用されにくいと評価低)
S:メタの中心、環境を変えるほどのパワーカード
A:多くのデッキによく採用されるパワーカード
B:本格デッキの根幹となるほど強いカード
C:本格デッキに採用される場合もあるカード
D:ごく稀に本格デッキに採用される場合もあるカード
E:弱い・使用されないカード
※本格デッキ=ネタデッキではないTier上位のデッキ
新キーワード
Barricade→アーマーがある限り発動する持続的なアビリティ。
Exposed→アーマーが無くなると発動するアビリティ。
Defender→相手はこのユニットがいる列の他ユニットを対象に選べなくなる。
レジェンダリー
Cave Troll
9/10点 A
9コストで戦力値7点を展開しつつ他の大型ユニットやエンジンユニットを守ることができるという破格の性能を持つカード。
それに加え大型除去に引っ掛からず倒すのに12点も必要というタフさ。
《フィリパ・エイルハート》や《イェネファーの祈祷》などで相手にパクられることには気を付けないといけないが、モンスターではデッキタイプを問わず広く使われるカードになるかもしれない。
Kikimore Queen
5/10点 D
出したターンは仕事ができず《ヴィゴの口輪》や封印、《アーダル・エプ・デヒー》などの良い的になってしまう。
本体の戦力値が5とそこそこ高く成長が発動しにくい点もマイナス。
このカードを十分活かすには専用の構築が必要になると思うが、これを主軸にデッキを組むほどの強さがあるとも思えない。
Yghern
8/10点 A
10コス13点というオールドスピアチップもビックリなパワーを持つカード。
アーマーを失うと自壊してしまうというデメリットは強烈だが、モンスターには捕食があるのである程度のデメリットを帳消しにできる。
ラウンド序盤に出してアーマーを付与しつつ支配をとるのに使ったり、ラウンド終盤に《Cave Troll》などの横に置いてディフェンダーでダメージを受けないように守る動きが強力であり、仮に破壊されてしまっても《オズレル》で13点をフルに再利用できる。
付与されるアーマーの枚数が少なくなる関係でモンスター得意のショートラウンドに弱い点が若干気がかりか。
エピック
Armored Crab-Spider
7/10点 B
ベース戦力値2以上の敵軍ユニットに出血を与えれば容易にコスト以上の働きはしてくれる。
《デトラフ・ファン・デル・エラティン》の吸血鬼デッキと相性が良く、ベース戦力値の高いユニットに出血を付けることができれば《ガルカイン》や《オリアンナ》の効果を長いターン存分に活かすことができる。
レア
Endrega Larva
6/10点 C
コストが1高くなった代わりにアーマーが付いて生き残りやすくなった《ネッカー》。
《ドル・ブラサンナの射手》や《イースネ》のリーダーアビリティ、《トライダムの歩兵》の無作為1ダメージや、《ケイドウェン軍の亡霊兵》のエサにされなくなったりと1ダメージで死ななくなる恩恵はかなり大きい。
Endrega Warrior
7/10点 B
4コストで最大2体の捕食ができ、更にそれが昆虫種だとドローンを生成できるという《セライノ・ハーピー》涙目な性能のカード。
捕食型の《アラキス・クイーン》デッキ(リワークの噂あり?)ではデッキを縁の下から支えるブロンズユニットとなりそうだ。
コモン
Endrega Egg
5/10点 C
捕食すれば4コスト7点相当とかなりの戦力値になる。
最低限4点は保障されているため、《エンシェント・フォグレット》のように捕食されなくて悲しい結果になる。という機会も少ないだろう。
《スワース》でパクられる心配がないのも良い。
Natural Selection
6/10点 B
モンスター待望の4コス4点ダメージスペシャル。
現環境では《馬上試合》を見て分かる通り、1手で4点ダメージを出せるカードの価値が上がっており(しかも4コスト)、元々モンスターの除去力が弱いことも相まってかなり有用なカードになりそう。
ダメージを超過した分ドローンを生成してくれるのも嬉しい。
Kikimora Worker
4/10点 D
《Yghern》の低コストブロンズ版のようなユニット。
あらかじめ《バルベガジ》や《カイラン》を出しておいてからの捕食、からの《グール》で再利用という動きはかなり強そう(理想ムーブ)。
とはいえスケリッジの《恥辱の拳闘士》のように自身でデメリットを無くす手段を持っていないため結構使いにくそうではある。