Gwent(グウェント) 日本語ブログ

Gwent(グウェント)についてのコラムやニュース、カード評価について載せていきます(予定)

【鉄の裁定】新カードプレビュー【シンジケート編】

※新カードの個人的な感想を述べていきます。

 

カード単体としての評価

1~10点の10段階評価

デッキ構築を含めたカードの評価(カード単体が強くてもデッキに採用されにくいと評価低)

S:メタの中心、環境を変えるほどのパワーカード

A:多くのデッキによく採用されるパワーカード

B:本格デッキの根幹となるほど強いカード

C:本格デッキに採用される場合もあるカード

D:ごく稀に本格デッキに採用される場合もあるカード

E:弱い・使用されないカード

※本格デッキ=ネタデッキではないTier上位のデッキ

 

新キーワード

遮断(Barricade)→アーマーがある限り発動する持続的なアビリティ。

無防備(Exposed)→アーマーが無くなると発動するアビリティ。

守護者(Defender)→相手はこのユニットがいる列の他ユニットを対象に選べなくなる。

 

レジェンダリー

The Professor

The Professor

10/10点 A

《カレブ・メンジ》と《ボリス》の良い所を合わせたようなカード。

懸賞金を張るという手間が省けるのでテンポを失わずにダメージとコインを稼ぐことができる。

貢物によるアーマー無視の3ダメージも単純に強いので随所で活躍しそうな予感。

シンジゲートの懸賞金デッキには必須級の一枚となるだろう。

 

Savolla

Savolla

Savolla's Frightener

Savolla's Frightener

 8/10点 B

貢物9で《Savolla's Frightener》を召喚する、なんとそのスタッツは驚異の12点。

貢物を一回タダにする《マダム・ルイザ》とのロマンコンボは誰もが一度はやってみたくなるコンボだろう。

ただ貢物9はかなり重いので、手札に《マダム・ルイザ》が揃わずただの9コス6点になってしまう状況が多々ありそう。

 

Azar Javed

Azar Javed

Scarab

Scarab

9/10点 B

利益があるので実質ノーコストで守護者持ちの《Scarab》を2体召喚することができる。

《Scarab》自体のスタッツは戦力値1のアーマー2と貧弱だが、2体召喚されたらその分手数をかけて《Scarab》を処理する必要があるため相手からすれば非常にウザい存在になるだろう。

また遺言で2コインをゲットできるので、相手に『《Scarab》を処理してコインを与えるか、放置してその列のエンジンユニットを生かすか』の択を強要するのが強い。

《スワース》には注意。

 

エピック

Greater Brothers

Greater Brothers

7/10点 C

狂気、または謝礼でアーマーを自身に付与できるが、相手の手札にあるダメージリソースをしっかり考察して能力を使わないといけない(過度にアーマーを貼り過ぎるとコイン・戦力値不足、逆にアーマーが足らないと簡単に破壊されてしまう)ので扱いが非常に難しいカードである。

アーマーを付けまくって《ヴロジミール・フォン・エヴェレック》で戦力値とアーマーを入れ替える。なんてトリッキーなコンボもできるが、基本的には最後の一手として安全に出すのが無難な運用方か…。

コストに対する戦力値の高さは目を見張るものがあるので、例えば、ユニットレス系のシンジケートではフィニッシャーになり得るかもしれない。

 

Dire Mutated Hound

Dire Mutated Hound

8/10点 A

ターン終了時にアーマーがあれば2ブーストするエンジンユニット。

《アトレのウィンダルム》に似た効果だが、1ダメージでも止められるウィンダルムとは異なりこちらを止めるには3ダメージが必要。

出したターンの返しにダメージを与えられてアーマーを剥がされてしまっても8コスで9点分のパフォーマンスはしたことになる。

また自身の謝礼でアーマーを貼り直すことが可能なのも強い。

レア

Mutated Hounds

Mutated Hounds

4/10点 D

毒シンジケート待望の低コスト毒付与ユニット。

アーマーが登場したことで相対的にダメージが弱くなり、新環境では更に毒の価値があがりそう。

毒の対象がいなくても最悪出血効果の方を使えるので完全に腐りにくいのもありがたい。

 

Assault

Assault

6/10点 B

4コス4点ダメージは単純に使いやすい。

また追加効果でサラマンドラユニットが2体自陣に居れば6ダメージになる。

しかし、発表されたカードを見てもサラマンドラユニット同士のシナジーがあまりなく、軸として機能するかは正直疑問…。

追加効果の方はメインではなく、あくまでも犯罪カード兼4点ダメージソースとしてシンジケートデッキ全般で使われそう。

 

コモン

Mutant Killer

Mutant Killer

1/10点 E

3点ダメージを飛ばすために備蓄7は流石に重い…。

貢物だが《反逆の魔術師》の方がまだ使いやすいだろう。

 

Salamandra Assassin

Salamandra Assassin

2/10点 E

ダメージを与えられる状況が限定されているので素直に使いにくい。

恫喝があるとはいえ、懸賞金がなくても出血を付与できフィニッシャーにもなり得る同5コストの《ウィッチハンターの処刑人》の方が圧倒的に優れていると思う。

 

Mutant

Mutant

2/10点 E

アーマーが付いた《素手の拳闘士》の互換カード。

確かに戦力値3アーマー2で生き残り易くなったが《ノヴィグラド流の正義》が使えないのは大きなデメリットだろう。

サーチをしつつエンジンユニット複数展開&テンポプレイができるのは偉大である。