グウェント1月(v5.1.0)のアップデート・カード調整予想
1月9日の午後6時にシーズン・ワイルドハントが終了します。
シーズンの変わり目にはアップデート(v5.1.0)が入り環境を改善するための調整が行われるのが定例となっています。
今回どんなカードが修正されるのか、大雑把ではありますが予想してみました。
予想の前にこれまでのグウェント運営のカード調整の傾向を振り返って見たいと思います。
- 使用率が高く汎用性のあるニュートラルカードは下方修正される
- Tier1デッキのキーカードは容赦なく下方修正される
- でも誰もが下方修正されるだろうと思っていたら何故か許されるカードがある
- リーダーアビリティが下方修正された時は同一勢力のあまり使われていないリーダーアビリティが上方修正される
- 使用率の低い勢力は積極的に上方修正される
- 誰も使ってないレジェが上方修正される
- 誰も使ってないカードが突如リワークされて強カードになる
以上の傾向を踏まえたカード調整の大雑把な予想がこちらです。
※完全に個人の意見・感想です
《ニュートラル》
- レイデヤ 構築コスト10→12
- マラアル「配備:敵軍ユニット2体に毒を与える。」にアビリティ変更
- ギンピー・ガーウィン リワーク?
- ゴウンター・オーディム リワーク?
環境デッキの多くで採用され、最大で10コスト13点というハイパフォーマンスを誇る《レイデヤ》は下方修正を免れなさそう。また、シンジケートやニルフガードで多く採用され《ゴウンター・オーディム》の実質上位互換とも言われている《マラアル》も下方修正もしくは効果の変更をされる可能性は高そう。
《ランバート:剣士》の登場で完全に出番が無くなった《ギンピー・ガーウィン》や《マラアル》登場以前からそもそもあまり使われていない《ゴウンター・オーディム》あたりはリワークされても良いのでは。そして《マッタ・ヒューリ》はなんだかんだスルーされそう。
《スコイア=テル》
- 死んだふり 構築コスト12→13
- ブロキオンの水 以前のアビリティに変更
※以前のアビリティ
《駆け出しのドリアード》1体を生成して何れかの自陣列に召喚する。自陣に「ドリアード」ユニットがある場合、代わりに《駆け出しのドリアード》2体を生成して何れかの自陣列に召喚する。
- エトリエル 戦力値4→3
- ムアレガ 戦力値4→3
- イオルヴェス 戦力値3→4
- エイブヒア・ハットリ リワーク?
- エレヤス リワーク?
前環境から長きに渡りTier1の座を守り続けているスコイア=テルには「神秘の残響」「急所攻撃」「調和の呼び声」それぞれのデッキタイプに対して修正が入りそう。なかでもどのデッキタイプにも採用されている《エトリエル》と《ムアレガ》はユニキロやボルソディ兄弟が弱体化された歴史を鑑みるに下方修正される可能性が高いのでは?と思う。
逆にあまり使われていない罠デッキのキーカードが上方修正されたり、全く使われていない《エイブヒア・ハットリ》《エレヤス》あたりがリワークされたら面白そう。
《北方諸国》
- 挟撃 構築コスト上限値15→14
- 邪悪な刃 構築コスト上限値15→17 もしくはリワーク?
- 包囲攻撃 コスト14→15
- 一斉射 コスト5→6
- 戦象 コスト12→11
- サブリナの獄炎 コスト8→7 もしくはリワーク?
《シンジケート》
- ワイルドカード 構築コスト上限値15→14
- 集会 構築コスト上限値16→17
- 共謀 構築コスト12→11
- ホアソン・シニア 戦力値6→7
スコイア=テルだけを下方修正してしまうと、北方諸国とシンジケートの2強状態になってしまうためこれらも同時に下方修正されそう。特にこの2勢力は使用されているリーダーアビリティがほぼ《挟撃》《ワイルドカード》と偏っているため、それを是正するためにも《挟撃》《ワイルドカード》の下方修正とあまり使われていないリーダーアビリティの上方修正が来るのではないかと思う。
また北方諸国はシールド軸の新カードが多数追加されたものの全く流行らなかったため《戦象》あたりは上方修正がきても良さそうではある。シンジケートの新カード《共謀》も同様。
《ニルフガード》
- ヴライエフ 戦力値3→4
- ヴリームド 戦力値4→5
ニルフガードは現状維持…?今のニルフガードは《レイデヤ》と《マラール》に大きく依存しているデッキタイプが多いのでそれらが下方修正されれば間接的に弱体化されることになるが。個人的には《ヴライエフ》や《ヴリームド》を上方修正して兵士軸を強化してほしい。
《スケリッジ》
- 献身的犠牲 構築コスト上限値15→16
- スヴァルブロドのトーテム 構築コスト10→9
- ヴァビョルン 構築コスト9→8
- ヒム 構築コスト8→7
《モンスター》
- ハウント 構築コスト14→13
- ペニテント 成長削除 戦力値2→4
- ゲールズ 戦力値5→6
- 儀式の生贄 構築コスト10→9
- タッターウイング 構築コスト8→7
使用率はそこそこあるけどあまり強くないスケリッジと、そもそもの使用率が低そうなモンスターは共に上方修正されそう。スケリッジは《再活性》以外のリーダーアビリティがあまり使われていないため《献身的犠牲》あたりが上方修正されたら面白そうだ。
モンスターは《死の影》のアビリティ変更により遺言軸のデッキが消滅してしまったため、《ゲールズ》や《儀式の生贄》《タッターウイング》の強化によって再び遺言軸が復活してほしいと思う。
まとめ
今回のアップデートは公式生放送等の告知もされていないので小規模なものになると思われますが、それでも環境が変わるのは楽しみですね。個人的にはスコイア=テルがどの程度弱体化されるのかという事と、不遇なスケリッジが救われるのか否かという事に関心があります。上手い調整を期待したいですね!