【鉄の裁定】新カードプレビュー【ニルフガード編】
※新カードの個人的な感想を述べていきます。
カード単体としての評価
1~10点の10段階評価
デッキ構築を含めたカードの評価(カード単体が強くてもデッキに採用されにくいと評価低)
S:メタの中心、環境を変えるほどのパワーカード
A:多くのデッキによく採用されるパワーカード
B:本格デッキの根幹となるほど強いカード
C:本格デッキに採用される場合もあるカード
D:ごく稀に本格デッキに採用される場合もあるカード
E:弱い・使用されないカード
※本格デッキ=ネタデッキではないTier上位のデッキ
新キーワード
遮断(Barricade)→アーマーがある限り発動する持続的なアビリティ。
無防備(Exposed)→アーマーが無くなると発動するアビリティ。
守護者(Defender)→相手はこのユニットがいる列の他ユニットを対象に選べなくなる。
レジェンダリー
Affan Hillergrand
7/10点 B
デッキトップに移動すると近接列に召喚される圧縮&テンポ要員。圧縮カードなのに本体が5点+1アーマーもあるのはかなりデカい。
《アルブリヒ》、《漁夫王》、《運び屋》や《モルブラン・ブーヒス》のリーダーアビリティで任意にデッキトップに持ってくることができる。
兵士ニルフデッキはもちろん、超圧縮公開ニルフ(ティボルニルフ)の新たなパーツとして活躍しそう。
Fifon Var Gaernel
8/10点 A
《Battle Preparation》を生成してプレイする守護者(Defender)。
自身も兵士なので《Battle Preparation》の恩恵を得ることができ(その場合9コス戦力値7アーマー4となる)、効果が自己完結しているので強い。
状況により他の兵士ユニットをバフして守る動きもできるが、戦力値2アーマー2の守護者(Defender)では流石に心許ないので専ら自身に《Battle Preparation》を使うことになりそう。
Ramon Tyrconnel
8/10点 B
《アダリア女王》のニルフガード版。
コピーできるのは兵士ユニット限定だが《アルバ師団の長槍兵》、《禁衛旅団の執行官》、《ナウジカ旅団の兵士長》、《マグネ師団》など対象となるエンジンユニットは豊富にいる。
またプレイであるため《アルバ師団の重装騎兵》で封印の手数を増やしたり、《ディアラン旅団の歩兵》で10コス戦力値10アーマー2のハイテンポな展開をすることも可能。
小回りが利く便利なユニットなので兵士ニルフデッキの軸として活躍することが期待できる。
エピック
Glynnis aep Loernach
7/10点 B
同化ニルフの新たなフィニッシャー。シェルマール?なにそれ美味しいの?
アーマー3付きの戦力値4と純粋なダメージでは倒されにくい。
当然相手は封印等で対処してくるだろうが、同化ニルフには《帝国の予見者》が入っている構築が多いので封印されても簡単に浄化できる。
《公爵領衛兵隊》が現環境では7~8点くらいに伸びることを考えると、このカードもかなり打点の伸びが期待できそう。
War Council
9/10点 A
スペシャルカードになった《ジャン・カルヴェイト》。
このカードのおかげで3Rに「《イェネファーの祈祷》で相手のパワーカードを奪いそれをプレイする。」という凶悪なコンボがニルフガードの全リーダーで可能になった点は、ニルフガードと対戦するとき常に注意しなければならないだろう。
また戦術カテゴリーなので《メノ・クーホルン》で確定サーチできる、超圧縮公開ニルフ(ティボルニルフ)では必須級のカードになる予感。
レア
Ard Feainn Tortoise
6/10点 B
《ニルフガード軍の騎士》と似た効果を持つ5コス7点ユニット。
アーマーを失うと相手に3ブーストを与えてしまうが、そもそもアーマーを剥がすのに2ダメージ必要なため実質の損失は1ブースト分だけと言える。
また相手の最高戦力値ユニットがブーストされるのは、《レオ・ボンハート》や《ピーター・ザール・グィンリーヴ》を持つニルフガードにとってはむしろメリットともいえる効果である。
兵士ニルフデッキにはほぼ採用されるブロンズユニットになりそう。
Ard Feainn Crossbowman
5/10点 C
出した時点で5コス5点分の働き、更に盤面に残り続けることで兵士ユニットをプレイする度ランダム1ダメージを振り分けることができる。
遮断(Barricade)なので相手にダメージを与えられてアーマーを剥がされると効果が発動できなくなってしまうが、その場合でも5コスで7点分の働きはしたことになる。
同コストの《アルバ師団の長槍兵》と違ってケアされにくく、列移動等にも強いのは利点。
コモン
Battle Preparation
2/10点 D
新環境において《Fifon Var Gaernel》から生成されるこのカードを見る機会は多いと思うが、このカード単体で使われるところを見る機会はあまりないだろう。
同じ4コストで戦術カテゴリの《馬上試合》の方が汎用性が高く使いやすい。
Ard Feainn Heavy Cavalry
4/10点 C
戦力値が1減った代わりにアーマーが2付いた《公爵領衛兵隊》。
4ダメージで死ななくなったのは大きいが逆に《スワース》でパクられるようになってしまった。
4コストなので《門》から召喚できるのはかなり嬉しい、同化ニルフデッキで今まで《ナウジカ旅団の兵士長》が採用されていた枠に入ると思う。